Art Book Library EBINA
ホーム今週の逸品夏目漱石漢詩幅
商品詳細

夏目漱石漢詩幅

販売価格: 200,000円 (税込)
数量:
「山居日々恰相同出入無時西復東」

印は「夏目金印」、「漱石」の連印を2つ押印している。

この漢詩連作七言律詩の第29首は没年の大正5年9月13日にできたもので「漱石詩集」に収録されている。
揮毫も同時期で、反故にしたものに樗陰が極めを書き加えたのであろう。全集の解題に全文と文注がある。

左は瀧田樗陰の紙中極めで「夏目漱石先生真蹟 山居日々 小幀 大正庚申春日 樗陰哲拝題」とある。大正庚申は大正9年。

瀧田樗陰(たきたちょいん 本名 哲太郎 1882-1925)は秋田出身で東京帝国大学を中退後「中央公論」の編集者となった。漱石の弟子ではなかったが面会日の木曜会にはしばしば出席し、紙等を持込んで揮毫を頼み、次の週までに表具をさせて箱書を依頼した。弟子たちは眉をひそめたが漱石は嫌がらなかったという。樗陰の死後の売立図録(「瀧田樗陰氏愛蔵品入札」東京美術倶楽部 大正15年3月)には漱石が数多く並んでいる。
他の写真
(画像をクリックすると大きく見られます)
(画像をクリックすると大きく見られます)
(画像をクリックすると大きく見られます)