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ホーム特集・田中松太郎というお人浅井忠・田中松太郎他パリ俳句結社木葉会俳句集「雅楽多集」2冊
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浅井忠・田中松太郎他パリ俳句結社木葉会俳句集「雅楽多集」2冊

販売価格: 350,000円(税込)
数量:
謄写版(21×14)と肉筆本(24×16)各1冊
明治34年2月他
浅井忠たちのパリでの俳句の集まりは明治34年6月ごろからの「巴会」が知られているが、それに先行して浅井忠や田中松太郎らが「木葉会」を作り題句を持ち寄って点を付けあう句集を残している。松太郎の日記に1901年2月2日の日記に木葉会の招集が掛かり、箸を投げ出して参集したとある。本2冊は1冊はその「2月2日開巻 雅楽句多集 ポンプ蓮」と表紙にある肉筆本で全10丁丸々、漢々、三返、香坪、柏葉、一笑、杢助の投句でこのうち一笑が松太郎、杢助が浅井忠である。浅井は「長閑」の題で5句、「白魚」の題で2句を投じ、松太郎は「椿」に1句を投じている。もう1冊は複写7丁、墨筆3丁の計10丁で表紙に肉筆で「春季三題 瓢大人題 木の葉蓮」とありやはり浅井忠や松太郎、丸々、漢々、小々、調外の投句。先の肉筆本よりは少し後の集まりと考えられる。
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