えびな書店オンラインギャラリー

秋山光和作成
昭13
元信・探幽など扇面６０図を貼り込み各扇に解説
秋山自筆別冊解説と「国華」８４５号付す
３３×２５
保存箱
昭和１３年に帝室博物館の新築開館展に展観されたのを機に秋山光和の解説を付けて作られた。序文は秋山が書き（識語の色紙と署名は自筆）、保存の体裁を写真に写して貼込め、６０図の扇面と解説を付けている。また鉛筆書による秋山の解説を別冊としている。この作品は昭和３７年８月の「国華」８４５号に楢崎宗重の解説で全点掲載されるが、その解説は秋山の解題を元にしている。本書は秋山光和の作成になる極めて少ない部数の発行であろう。